from soil to cup
コーヒー生産地と協働する会
今年のルワンダ南部(フイエ・ニャマガベ)は近年稀にみる不作になりそうです。
ウォッシングステーション(コーヒーチェリーをパーチメントまで加工する工場)同士でのチェリーの買取競争が起き、最終的にはチェリー買取価格は600rwf/kgまで上昇しました。 これは近年最低だった2016年の155rwfのおよそ4倍、割と高かった2020年と比べても倍近くの価格になっており、ルワンダ史上最高のチェリー買取価格でした。
不作の原因を複数の生産者に聞いたところ、天候不順(開花直後に例年にない強い雨が降った/雹が降り花・チェリーが落ちてしまった)やコーヒーノキが古いことが挙げられました。
チェリーの買取価格は上がったものの、例年3000kgチェリーを収穫していた農家が数百kgまで収穫量が落ちてしまう例があるなど農家の収入も下落傾向にあります。
詳細は政府の生産量発表を待たねばなりませんが、かなり厳しい年になりそうです。